こんにちは、ヌマタ リフォームの 沼田 ゆういち です。
今日は なぜ私が、住宅リフォームの仕事をしているのか を聞いてください。
それはひとりのお客さん、
望月さんとの出会いにあります。
望月さんに会うまで、私の仕事は
「家をキレイに直すこと」
だと思っていました。
ある日、私が独立する前に
勤めていた会社・M社のお客さん、
望月さんから電話がありました。
「掘りごたつを作りたいので一度見て欲しい」
というご依頼でした。
私のことを覚えていただいて
嬉しく思ったのですが、
望月さんは前に勤めていた会社の
お客さん。
仕事をお請けすることはできない旨を
お伝えしました。
すると
「Ｍ社さんじゃなく、
沼田さんだから頼ってたのよ。
ねぇ、お願いできない？」
まさかそんな風に思っていただいたなんて……。
私は望月さんの御依頼を
引き受けることにしました。
望月さんは、膝が悪いため
床に座っていると膝が痛みが辛く、
腰かけられるようにしたい
とのことでした。
私の母も膝の痛みに苦しんでいるので、
望月さんのことも母の状態に重ね合わせ、
心配になりました。
掘りごたつの工事が始まって
少し経った時、望月さんは
こたつ布団が必要なことに
気が付きました。
私が
「一緒に買いに行きましょうか！」と
言うと、少し驚いたあと、嬉しそうな表情で
「連れて行ってくれるの？」
そして私の運転で、こたつ布団を買いに行きました。
「何から何まで頼っちゃったわね。ありがとう。」
望月さんは穏やかな表情で言います。
これからは暖かいお部屋で、
にこやかにくつろげることでしょう。
この時に気付きました。
私の仕事は単に「家をキレイに直す」だけではなく、
「頼られる存在になることなんだ！」と。
これからも「頼りになる人がいて良かった」と
言って下さるかたを増やしていきたいと思います。
※この記事は固定ページです
