こんにちは。
栃木県真岡市の建築屋・雨漏り診断士
ヌマタ リフォーム 沼田 ゆういち です。
ヌマタ リフォーム 沼田 ゆういち です。
住宅の雨漏りの原因を探し出すことができるのは
リフォームの仕事の中でも、特異な分野です。
私自身、真岡商工会議所の
「もおかリフォーム工房」の先輩から話を聞くまで
自覚はありませんでしたが……。
どうやら、「雨漏りの原因探し」を得意としている沼田は
真岡市内でも珍しい存在のようです。
【雨漏りの原因の探し方のポイントとは？】
まず、雨漏り調査の依頼がきた場合、
診断士の資格を持つ私が調査に伺います。
ヌマタ リフォームへの
相談・依頼が一番多いケースは、
他社さんで雨漏りをみてもらったけれど、
原因が分からず。
繰り返す雨漏りに困っている人からの依頼です。
漏水調査のポイントは原因を一つと決めつけず、
様々な要素を想定して確認をしていくという点です。
私は、雨漏りの仕組み（雨仕舞いといいます）を学び、
実際に直しの現場に立ち会い、納めてきた経験によって
磨いてきました。
ヌマタは、普段から丸投げ工事をしない、
「丸投げ工事０（ゼロ）の建築屋」なので、
これまでの蓄積された現場経験が役立っています。
今まで、原因の特定が出来なかった
物件の件数は、０（ゼロ）です。
【どの会社に雨漏り修理をお願いすればいいのか？】
しかし、
「直した後、また雨漏りしている家もあるのでは？」
「そんなときは、どうするの？」
と疑問を持つお客さんがいます。
「以前に頼んだ業者は、
『雨漏りは難しいんです』と言い訳を言い、
無責任に逃げてしまった。
原因が分からないから、
どんな業者か？どんな職種の職人か？
誰に相談していいのか分からず、諦めていた。」
と、そのお客さんは言います。
実は以前、
雨漏りしていた屋根の改修をして半年後、
台風が来た時に
「また雨漏りしてきたよ！」と連絡がきて
再調査をしたことがあります。
伺ったところ、雨漏りしていたのは、
前回とは別の場所から。
横殴りの暴風雨のため、
外壁に取り付けてあった換気口から雨水が入ったと、
原因が分かったのです。
このことがあってから、
工事の際には他の要因によって
違う場所から雨漏りをする可能性はないか、
複眼的に観察し、仮説を立てることにしました。
雨漏りしそうな場所に関しては
写真を撮り、お施主さんに提出して報告と相談。
【報・連・相】は欠かさず、行っています。
その後は再度の雨漏りというトラブルは、
ありません。
お客さんの気づいていなかった部分に
予防策を講じておくことは、
多額の修理費用が掛からないようにすることにも繋がり、
経費の削減になります。
しかし、上記の例のような、
台風によって横方向からの雨が
換気口から入り込んだり、
地震で新たに発生したヒビなど、
天災によって突然雨漏りが始まることもあります。
また、前回は屋根、今回は外壁といったように
複数の場所で雨漏りをしている場合。
さらに外壁・戸袋・サッシなど絡んでいる部材同士が
複合的な原因になっている場合など、
漏水の症状が現れてからでないと
発見できないこともあります。
今まで大丈夫だったのに、経年劣化で
防水層や防水材（パッキンなど）が切れてしまい、
急に漏水が始まることもあります。
つまり、永続的に雨漏りを止めることは不可能です。
しかし、無責任に「分からない」で逃げず、
責任をもって調査を行い、お客さんが１０年後も
笑顔で暮らせるようにプロのアドバイスをすることは可能です。
雨漏りのことで困ったり、心配だというときには
いつでも、私のことを思い出してください。
